Microsoft Officeのライセンスが激安で販売されてる?
こんにちは、たぬまんです。
いま、外でもちょっとした仕事ができるように小さなノートパソコンを探しています。モバイルノートパソコンともいうようですが、モニターサイズが10インチか11インチ程度の持ち運びに便利なサイズのノートPCです。
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※結局、レノボのモバイルノートを買いました。
PCには一応入れておきたいOfficeソフト
基本的にはネットの閲覧ができて、各種管理画面にログインできたり、あとは文章を打てればいいと考えているので、そんなにグレードの高いものじゃなくてもいいと思ってるんですが。
で、どんなパソコンがあるかな~といろいろ物色してたのですが、その流れで「そうだ、Officeくらい入れといてもいいな」と思い、Microsoft Office についても調べてみることに。
さっそくamazonで見てみると、2018年2月時点で、Microsoft Office Home and Business 2016 (最新 永続版) が34,160円。Microsoft Office Personal 2016 (最新 永続版)が29,252となっておりました。結構いい値段します。
永続ライセンスキーで3万円となると、個人で使う場合にはちょっと敷居が高いかもですよね。わたしは仕事で使いますが、それでも文章が打てればいい程度なので、ぶっちゃけメモ帳でも構わないレベルなので、「3万か、う~ん・・・」と考えておりました。
officeと互換性のあるソフトも結構ありますし、無料のところでは有名なのが「Open Office」、さらにOpen Officeから派生したらしい「Libre Office」など。有料のものでも「KINGSOFT Office」なら3千円くらいで購入できる。互換ソフトでもいっかな~と思いながら、さらにリサーチを続けてみると、なにやらヤフーショッピングでオフィスのライセンスが激安で販売されてるではないですか!!
それで、このライセンスってどうなの?っとなったわけでございます。
マイクロソフトオフィスのプロダクトキーが2千円以下って。
Yahoo!ショッピング をのぞいてみると、「Microsoft Office Professional Plus 2016 1PC 正規日本語版 プロダクトキー [永続ライセンス/ダウンロード版/Word Excel/Office 2016/Pro] 」、こんな感じのライセンスキーが、なんと2千円以下で売られているのです。しかも商品レビューや口コミ評価が軒並み高い。
怪しさ満載ですが、この安さにつられて購入しているユーザーもたくさんいるのでしょう。だって正規品で3,4万円するものが、2千円足らずで購入できるというのですから。
Officeのライセンスが販売されてるのはヤフーショッピングだけ
販売業者を調べてみると、屋号しか載ってないので多くは個人のようですが、なかには法人で運営しているところもあります。また楽天やアマゾンでは同種の商品の販売は見受けられないことから、amazonのマーケットプレイスなどでは出品できない商品、逆に言うと現状のYahoo!ショッピング内のルールでのみギリで販売できる、そういう商品なのでしょう。
ボリュームライセンスのばら売り
で結局、このヤフーショッピングで売られているOfficeのライセンスはいったいなんなのか?ということなんですけれど、おそらく「企業用として発行されたボリュームライセンス」という見方が濃厚です。そのライセンスをばら売りしていると。
ボリュームライセンスとは、1つのソフトウェア製品に複数の利用権(ライセンス)をまとめて、割引価格で提供する販売形態のことである。 通常のパッケージ販売では、多くの場合、購入した製品1本につき1台のパソコンにのみインストールできるといった内容のライセンス契約が結ばれる。
参考ページ:ボリュームライセンスとは - IT用語辞典 Weblio辞書
ヤフオクやYahoo!ショッピングで売ってるOfficeのライセンス、買ってもいいの?
ヤフーショッピングで堂々と販売されているので、なんとなく信頼できそうな気がしてしまいますが、思いっきりグレーゾーンですよね。詐欺に当たるかはともかくとして、マイクロソフトの規約に違反していることは間違いないでしょう。だって企業で使うために安く大量に販売したはずのライセンスが、いろんな個人個人のところで使われているわけですから。
で、このプロダクトキーを購入するとどうなるの?ということなんですが、ライセンス自体は正規のものなので認証はできるはずです。そもそも認証すらできなければ詐欺確定ですね。だけれどもいつまで使えるかの確証はない、といったところでしょう。
いつライセンスが停止してもおかしくない
つまり何かのきっかけで、ボリュームライセンスが不正に利用されているというのがMicrosoft側に発覚すれば、即ライセンス停止。ソフトは使えなくなります。
もちろん何の音沙汰もなく、2,3年無事に使えてしまうというケースもあるでしょうが、そういう、ソフトが突然使えなくなるリスクというか、気持ち悪さをはらんだ商品だということです。
さらにいうとこの2千円という価格設定が、もしソフトが使えなくなったとしても購入者がすんなり諦めてくれたり、また買えばいっか~ などと思わせる設定になっているともいえるでしょう。買った本人だってなにか怪しいということは感じてるし、2千円くらいで目くじらたてないですからね。
結局オフィスソフトはどうしたらいいのか?
ということで、ヤフーショッピングでなぜか激安で販売されているMicrosoft Officeのプロダクトキー、ライセンスキーについていろいろ調べてきましたが(ヤフオクでももりもり販売されてますが)、結論は、
アウト
ということになります。
安さに釣られて買ってはいけません。
わたくし、はずかしながら数年前にネットで詐欺まがいの商品を購入したことがありまして、当時はかなりムカついたんですが、それがいい肥やしになっているようです。ま、関係している人物の実名を挙げてボロクソいいたいところはあるのですが。
やってることは「ほぼ詐欺」だったとしても、それを認めさせることができないというケースが多々あります。怪しいものもいっぱいありますから、気を付けましょう。
で最終的に、Microsoft Officeどうする? ということについては、仕事に使うのであれば迷わず正規品を買いましょう。ワードやらエクセルやらパワーポイントやらの使用頻度が高いのであればそれ一択です。
私みたいにサブのPCで使うとか、ほとんど使わないけど一応入れておきたい、というケースであれば、無料のOffice互換ソフトで十分でしょうし、有料の方が安心できるならキングソフトあたりを入れておけばいいんじゃないでしょうか。3,4千円で買えますので。