ドコモ、au、ソフトバンクから格安スマホに変更する
こんにちは、たぬまんです。
今回はドコモやau、SoftBankなどのキャリア携帯から、いま話題の格安SIMに乗り換えたときのメリット・デメリットについて確認したいと思います。
テレビでCMも流れてますしね。格安SIMに乗り換えたら、なんとなく安くなりそうなんだけど、でもよく分からないな…という方のために、メリットとデメリットをまとめておきます。
キャリア携帯から格安SIMに乗り換えるメリット
メリットはもう、言わずもがな「料金が安くなる」ということです。キャリアの携帯電話とくらべると、かなり違います。その人のプランにもよりますが、スマホで通話とインターネットも利用しているのであれば、おそらく半額以下になることでしょう。
この利用料金が安くなる、というのが、キャリア(docomo、au、ソフトバンク)の携帯電話から、格安SIMに乗り換える最大のメリットです。
格安スマホ、格安SIMってなあに? という方は、こちらのエントリーからご覧ください。 いつ格安スマホに乗り換えてもいいように備えておこう! どうも、わたしです。 これから「格安スマホ」について勉強していこうと思っておりますが、かる~く調べた感じでは、かなり安くなりそう!! な予感です。 ...
格安スマホとは、なんぞ!? SIMフリーの携帯電話を買うってこと?
格安SIMなのに「かけ放題」がある
また、かけ放題オプションのある格安SIM(MVNO)も増えてきてるので、かなり魅力的になっていると思います。5分ないし10分かけ放題(回数無制限)があって、それでいて月々の料金が3千円くらいだったら、かなり安いですよね。
かけ放題、話し放題プランのある格安SIMは、こちらのエントリーで紹介しています。 「格安SIM」はキャリア携帯と比較にならないほど…安い。 このところ格安SIMにつて勉強してまして、結構いろいろなことが分かってきました。結論から言うと、もしキャリア携帯を使っているなら、今すぐにでも ...
かけ放題・話し放題(5分/10分)の料金プランがある格安SIMを比較
キャリア携帯から格安SIMに乗り換えるデメリット
上記したとおり、料金が安くなるというのが格安SIMに乗り換えたときの最大のメリットであり、しかも最近は「かけ放題」できるプランも登場してきて、ますます格安スマホが魅力的になってきていますが、もちろんデメリットもあるので、ここをしっかりと理解したうえで、乗り換えを検討されると良いと思います。
キャリアのメールが使えなくなる
デメリットのひとつめは、ドコモメールなどのキャリアで提供されるメールアドレスが使えなくなる、ということです。「~@docomo.ne.jp」「~@ezweb.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」といったメールアドレスですね。
格安SIMに乗り換えるということは、ドコモやauなどを解約するということですから、当然「~@docomo.ne.jp」などのキャリメールは使えなくなります。
いまはLINEなどでコミュニケーションをとることが多いですし、個人的にはそれほど不都合は感じませんが、というかスパムメールばっかりで逆に困ってたりしませんか?w ともかくメールをよく使う、という方は、gmailなどで代替する必要があります。これがデメリットのひとつ。 格安SIMにすると『何が変わるのか?』確認しておこう 格安スマホについて、いろいろ調査しています。まず料金に関しては確実に安くなるので、まちがいなくメリット大なのですが、一方でどんなデメリットがあるの ...
MVNOの格安SIMに変更するとキャリアメール(@docomo.ne.jpなど)が使えなくなる
テザリング機能が使えなくなる
スマホ本体をアクセスポイントとして利用し、インターネットに接続する機能を「テザリング」といいます。必ずしも、というわけではないのですが、ドコモのAndroid端末から格安SIMに乗り換えたとき、その機種によってAPNロック(テザリング制限)がかかり、テザリング機能が使えないケースがあります。
なのでテザリングを頻繁に使うという方は、注意が必要です。ドコモのスマホ端末においては、2016年の発売モデルあたりからAPNロックがない機種も増えていますが、テザリング機能必須!! という場合、一番確実なのはSIMフリー端末を購入する方法です。SIMフリー端末であればAPNロックの心配もありません。
この、テザリング機能が使えないかもしれない、というのがデメリットのふたつめ。 スマートフォンを中継点としてネットに接続できるテザリング機能 格安スマホについて勉強しています。キャリアのSIMカードからMVNO事業者の格安SIMに切り替えると、毎月の使用料がぐーーーんと下がって、 ...
MVNO事業者の格安SIMに変更するとテザリング機能が使えなくなるケースがある
LINE(ライン)のID検索が使えない
LINEの「ID検索」を使うには年齢確認が必要です。で、現状どうやって年齢認証しているかというと、キャリア側(ドコモ、au、ソフトバンク)の契約内容を照会することで確認するようになっています。
しかし格安SIMに乗り換えたということは、ドコモやソフトバンクを解約しているということですから、キャリメールのときと同じように、すでにドコモの契約情報を見ることができません。
なので、キャリアの携帯電話から格安SIMに乗り換えると、LINEのID検索が使えなくなります。この解決方法はいくつかあって、ひとつはLINEの格安SIMを選べば、いままでどおりID検索できます。LINEモバイルですね。
ほかには「LINEの自分専用URLを発行して相手に知らせる」といった方法で、「友だち追加」することができます、LINEのID検索関連は、こちらのエントリーをご覧ください。 LINEの「ID検索」を使うには年齢確認が必要です さてさて突然ですが、あなたはLINE、どのくらい使ってますか?めっちゃヘビーユーザーだったりしますでしょうか?LINEの台頭により キャリアメール ...
格安SIMだとLINEの「ID検索」が使えない?! でもLINEモバイルなら「利用コード」で年齢確認できる
ショップが少ない。サポートが弱い。
あとは、キャリアとくらべると実店舗が圧倒的に少ない、という点が挙げられます。まあこれは仕方のないことでしょう。キャリアショップに行ったら、カウンターにずらーっと受付のお姉さんがいるじゃないですか。
ああいった大量の人件費を削減することで、格安SIMは低価格でサービスを提供できている、という側面もあるでしょうから。
なので、何でもかんでもショップに行かないとできない、という方は格安SIMは向いてないかもしれません。ただ、たとえば楽天モバイルなんかを見てみると、都内にはかなりの専門ショップがあるので、そんなに不便は感じないのではと思います。
まとめ
ということで、キャリアの携帯電話から格安SIM・格安スマホに乗り換えたときのメリット、デメリットについて見てきました。
やはりいい点、メリットばかりに注目されがちですが、料金は圧倒的に安くなるけれど、その一方で、デメリットも当然あるので、そこを理解したうえで乗り換えを検討されると良いかと思います。
デメリットがどのくらいデメリットになるか? というのは人それぞれかと思いますが、わたし的には、キャリアメールが使えない、テザリング機能が使えないかも? LINEのID検索が使えないかも? というのは、それほど大きなウィークポイントにはなっていません。テザリングとか使ったことないですしw
なんにしても、やはり格安SIMの料金の安さは魅力です。スマホでネットができて、かけ放題がついて、それで月額3,000円でおつりがくるというのは、キャリア携帯の感覚からいうと、衝撃の価格ですよね。