whois情報をドメイン取得業者に代理公開してもらう
こんにちは、たぬまんです。 ドメイン取得で有名なのって、やっぱり「お名前.com」ですか? ブログやらホームページやら webサイトを運営するときに必要なのが、 ドメインです。 おなじみヤフーなら『yahoo.co.jp』 グー ...
今日は「whois情報公開代行」ということで、以前書いたエントリーを蒸し返してみたいと思いますw
僕が『お名前.com』を使わなくなった理由。Whois情報公開代行が有料って、セコくない?
まず「whois情報公開代行」とは何ぞや?ということなんですが、ドメインを取得すると、ドメインを取った管理者の名前なり、住所なり、メールアドレスなりといった個人情報が、WHOIS(フーイズ)に公開されるようになっています。
つまり、だれでも見れちゃうわけです。
でも、個人情報が公にされるのってあまり気分良くないですよね?それに、わけわかんないメールが来たりもするので、通常はwhoisに公開する情報はドメインを取得した会社に代理公開してもらうようになっています。こんな感じで。
whois情報公開代行は「無料」で設定できるのが普通です
そのドメインを取得したのは、どこぞの誰だれさんという「個人」かも知れませんが、whois上ではドメイン取得業者の情報を代理で公開してもらうというのが一般的です。上の画像では「ムームードメイン」に公開代行してもらっています。
で、このwhois情報公開代行サービスなんですけれど、ふつうのドメイン取得業者では「無料」で変更できるというのがデフォルトです。自分の個人情報を公開するのか、それともドメイン取得業者に代理公開してもらうか、クリックひとつでポチポチっと変更できるようになっています。それだけお手軽なものです。
「お名前.com」だとwhois情報公開代行費用が「有料」になっちゃうことがある
…なのですが、このwhois情報公開代行サービスの料金を「有料」にしてるのが、ドメイン取得業者の最大手と思われる「お名前.com」なんですね。
Whois情報公開代行(新規登録と同時なら無料!)
というのが彼らのやり口です。つまり、原則としては有料のサービスなんだけど、ドメインを新規取得するときに同時に申し込んだら、Whois情報公開代行を無料でやってあげるよ、ということですね。
ドメインの取得を進めると上記した「Whois情報公開代行(新規登録と同時なら無料!)」というチェックボックスが出てきますが、なぜかデフォルトでチェックが入っていないため、注意深く見ていかないと、チェックし忘れる人が続出しますw 完璧トラップです。
チェックを忘れてドメイン取得したら、もう「無料」にはできない…
で、いったんここのチェックを忘れた状態でドメインを取得したらもうアウトです。Whois情報公開代行を設定するのに年間1,029円かかります。え?千円くらい大したことないじゃないかですって?でもお名前.comでドメイン更新するかぎり、
ずーーーっと取られるんですよw
Whois情報公開代行の費用(1,029円)を一回支払えば済む話ではありません。毎年、毎年、更新するたびにドメイン費用のほかに、Whois情報公開代行費用の1,029円がかかる。
という非常にアフォくさい仕様になっております。こんなのはドMでもない限り勘弁です。東証一部に上場するような大企業がやるにしては、なんとも浅ましいというか、セコイやり方だと思うのですね。
代行料金を毎年課金したいっていうのが本音なの?
繰り返しになりますが、ふつうのドメイン取得業者であれば、whois情報公開代行サービスは「無料」で、いつでも「自由」に変更できます。
しかし、お名前.comでドメインを取得するときに、ぽろっとチェックするのを忘れてしまうと、以降毎年、更新のたびに設定費用1,029円を請求されます。
しかも「Whois情報公開代行(新規登録と同時なら無料!)」のチェックはデフォルトで外れているわけで、取得時にあえてチェックし忘れることを狙ってるんじゃないの?と感じているのは、きっと私だけではないでしょう。
もはや
と言っているようにしか見えませんw
お名前.comには「落とし穴」があるので気を付けましょう
いったん公開代行のチェックを忘れてドメインを取得したらもうアウトです。有料確定ですから、面倒ですが「他社にドメインを移管」するしかありません。手間ですね…。それか毎年なぞの「1,029円」を支払い続けるかですね。
でも一番いいのは「もうお名前.comを使わないようにする」ことです。
わたしはそうしました。
私もなかなかなヘビーユーザーだったと思うので、これまで「お名前.com」さんには大変お世話になってきましたが、いつからか「このやり口」がどうにも我慢できなくなり、以降ピタっとを使うのをやめました。
それからお名前.comで管理するドメインをどんどん減らして、ようやく残り数十個になったとこです。
なぜ仕様を変えないのか?
あくまでも私の勝手な推測にすぎませんが、という前置きをしておきたいと思いますが、
「Whois情報公開代行(新規登録と同時なら無料!)」のチェックボックスに、デフォルトでチェックが入っていない時点で、あわよくば代行費用を徴収しようという魂胆が垣間見えてしまうし、彼らがずっとこの仕様を変えない、ということから見ていくと、意外といい稼ぎになっているんじゃないか?それだけチェックし忘れる人(被害者)がたくさんいるんじゃないか?という想像がつきます。
お名前.comよ、それでいいのか?
ということで、運営するGMOインターネット株式会社は東証一部上場企業だし、大手だし、頻繁にキャンペーンとかもやってて目立つんですけど、こういう「落とし穴」もあるので、もし「お名前.com」でドメインを取得される際は、くれぐれもお気を付けくださいと申し上げたところで、本日は筆をおきたいと思います<(_ _)>