スマートフォンを中継点としてネットに接続できるテザリング機能
格安スマホについて勉強しています。キャリアのSIMカードからMVNO事業者の格安SIMに切り替えると、毎月の使用料がぐーーーんと下がって、かなり安くなるというメリットがあるわけですが、一方でデメリットも存在します。そのひとつが「テザリングが使えなくなる」です。
テザリングとは?
「テザリング」というのは、スマホをアクセスポイントとして利用するやり方です。つまりスマホ自体が親機となってインターネットに接続し、そのネットにつながったスマホに、Wi-Fiなどで接続してゲームやパソコンを楽しむという利用方法ですね。
スマホのテザリング機能を利用しているユーザーがどれくらいいるか、ということになると、おそらくメインで使ってるという方はほとんどいないと思いますが、たとえば出先などでノートパソコンをちょろっとネットにつなぎたいというときに使ってる人は、もしかすると多いかも知れませんね。ちなみにわたくしはテザリング、使っておりませんし、使ったこともありません。
ドコモのAndroid端末にはテザリングAPNロックがかかっているものが多い
なので「テザリングできる、できない」というのはわたしの優先順位からするとかなり低いので正直どーでもいいのですが、一応調べてみると、はじめからSIMフリーとして販売されているスマートフォンであれば、テザリングに対応しているようです。それ以外だとテザリング機能が使えなくなるケースが多い。
たとえばドコモのAndroid端末だと、たとえSIMロックを解除してたとしてもテザリング機能は使えません。これはAPNロック(テザリング制限)といって、テザリングしたときに強制的にdocomoの通信に対応したAPN(Access Point Name)に切り替えられてしまうために起こるものです。
なので原則として、ドコモのスマホ端末で格安SIMに変更すると、テザリングは使えなくなると考えていいのですが、2016年の発売モデルあたりからAPNロックがない機種も増えてるみたいなので、気になる方は確認しておくと良いかもです。これ、SIMロック解除義務化からの流れで、独占禁止法を意識してロック機能を排除したという見方もあるようです。
格安スマホで確実にテザリング機能を使いたいなら、はじめからSIMフリー端末を購入すべし
ということで、格安スマホにすることを前提としていて、かつ、テザリング機能も絶対に使いたいということであれば、SIMロック解除とかではなく、はじめからSIMフリーとして販売されているAndroidスマホやiPhoneを購入するのが一番確実だと思います。
わたしみたいにテザリングは重要じゃないという方は、そんなに気にしなくても大丈夫でしょう。それよりもわたし的には「かけ放題」がある方がポイント高いです。 「格安SIM」はキャリア携帯と比較にならないほど…安い。 このところ格安SIMにつて勉強してまして、結構いろいろなことが分かってきました。結論から言うと、もしキャリア携帯を使っているなら、今すぐにでも ...
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