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いざ法務局へ!株式会社設立の登記申請書と添付書類、収入印紙代15万円を持っていく

投稿日:2017年1月6日 更新日:

法務局に行って法人登記を申請してきた

おはようございます、管理人です。
先日ようやく法人登記を済ませてきましてね、そのことをまとめたいと思います!

まあ法務局というところに足を運ぶのもはじめてだったんですけれど、雰囲気的には市役所とかとそんなに変わらない印象でした。ちょっとした町役場というか。

 

でですね、定款は公証役場で公証人の方に認証してもらってるので問題ないですが、その他もろもろの必要書類を、素人ながらに仕上げて持ってきたわけです。

でも心配じゃないですか。
細かいとこ間違ってたりするかも知れないし。
というか、違ってるとこあるからもっかい来い、とか言われるのが面倒くさい。

なので、軽くチェックしてもらって、「念のため、ここにも捨て印、押しておいてください。」とか、そういう微調整というか、微修正というかをしたかったわけなんですけれど、「すこし見ていただけますか?」っていっても見てくれないんですよ、彼ら。

 

いや、家から10分のところに法務局があるっていうなら、ちょっとあそこを直せとか、あれが足りないから持ってこいとか言われてもすぐに対応できますけど、そうじゃない。

遠くてなんども法務局になんか来てらんないから、ざっとでいいのでチェックしてほしいとお願いしたのですが、頑として受け付けないんですよ。かれらプロなんだから、ちょっと話して、5分も書類見たら大体わかると思うんですけどね。

ったく融通きかねーなと思いながらも、仕方ないので法人登記の申請書類を提出してきました。15万円分の印紙を貼ってね。これ登録免許税ですけど、現金15万円が、10万円分と5万円分の切手のような印紙に姿を変えました。

写真撮り忘れたので画像は下記から拝借しております。
参考ページ10万円の収入印紙

 

というわけで一応ですが、株式会社を設立するための法人登記手続き、完了です!!

多少の不備があっても、致命的なものでなければ対応してくれることもあるようなので、法務局の皆さまの柔軟な対応に期待したいと思います。

で、書類に問題がなければ、だいたい1週間くらいで登記が終わるということで、そのころ法務局あてに電話するようにとのこと。15万も払ってるのに「無事、登記が完了しました!」と知らせてもくれないのね…。まっ、来週電話してみます。

 

 

株式会社を設立するのに必要な書類一式(&登録免許税15万円)

ここで、法務局に提出した書類をもう一度まとめておきます。

ちなみに発起人はわたしひとりであり、取締役もわたしひとり、なので当然取締役会などもない、というケースの株式会社です。ずっとフリーランスでお仕事されてきて法人成りするとか、意外とこのケース(発起人一人、取締役一人)は多いんじゃないかと思います。

わたしは以下の書類を準備しました。

 

株式会社設立登記申請書

印紙を貼るための用紙(収入印紙貼付台紙)を準備し、申請書に重ねてホチキスで留めます(1枚目が登記申請書で、2枚目が貼付台紙)。で、ページを開いて綴じ目のところに契印を押しておきます。そして台紙に15万円分の収入印紙(10万円1枚、5万円1枚)を貼付する。※割印はしない。

 

申請書に添付する書類

  • 定款(公証役場で発行してもらった謄本)  1通
  • 発起人の同意書  1通
  • 設立時取締役の就任承諾書  1通
  • 本店所在場所決議書(定款の住所は市区町村までにしたため)  1通
  • 印鑑証明書  1通
  • 払込を証する書面  1通
  • CD-R(登記すべき事項をまとめたテキストファイルを入れたもの)  1枚

 

2017/01/13追記:「設立時取締役選任決議書」

  • 設立時取締役選任決議書  1通

※定款に取締役の記載がなかったため、取締役選任の決議書を用意するようにと、法務局より連絡をいただきました。

 

ここまでが登記申請のために準備した書類たちです。
もしかするとどっか間違ってるかもですが、よかったら参考にしてください。

で、登記の申請自体はこれでOKなのですが、法務局の方で登記の手続きが無事完了したら、『印鑑カード』というのを交付してもらう必要があります。印鑑証明を取ったりするのに今後必要になってくるものです。

参考ページ法務省の印鑑カードのページ

 

印鑑カードは法人登記が完了したあとに法務局に行けば普通にもらえるので、法務局に行くのが手間じゃない方はそれでいいと思うのですが、わたしのように近くに法務局がないとか、なんども法務局に行くのが面倒くさいという方は、登記申請時にいっしょに請求した方がいいでしょう。

とりあえずは印鑑カード交付の請求だけしておけば何とかなると思いますが、以下の3つを登記と同時に申請しておくと無難だと思います。法人口座作ったりするのにすぐ必要になると思うので。

  • 印鑑カード交付申請書
  • 印鑑証明書交付申請書
  • 全部履歴事項証明書

わたしは返信用の封筒と切手を用意して、いっしょに申請しておきました。
ので、問題がなければ郵便で送ってもらえると思います。

 

法人登記のとき一緒に請求しておくと良いもの【3点セット】

それぞれの申請書については、下記ページに解説があるので参考にしてください。

参考ページ登記事項証明書(商業・法人登記)・印鑑証明書等の交付請求書の様式

印鑑カード交付申請書 / 印鑑証明書交付申請書 / 全部履歴事項証明書

 

 

まとめ - 自分で株式会社を設立しました

ということで、株式会社を設立しよう!と決めてから、法務局に行って申請するまで、クリスマスやら年末年始やらを挟みつつ、1ヵ月弱くらいかかったわけですけれど、実際に諸々の手続きをひととおりやってみた感想としては、面倒っちゃメンドウですが、意外とひとりでできるもんだなという感じです。

おそらく”費用対効果”という面で考えたならば、専門家(行政書士or司法書士)に頼むのが間違いないとは思うのですが、会社を作る経験ってそんなにできるもんじゃないじゃないですか。っていうか普通はないです。ですから私は、手間とか時間とかよりも、『経験』の方を取りました。わたし、経験を楽しむために生まれてきたと思ってるのでw

 

定款作ったりとか、公証役場や法務局に行ったりとか、普段はご縁のない世界ですから、なかなか面白い体験ができたと思ってます。

あと、わたしの場合はそんなに急いで手続きを進めたわけじゃないので1ヶ月くらいかかっちゃいましたけど、ぎゅーーっと凝縮してやったら、たぶん2週間もあれば完了すると思います。ので、ぶっちゃけ行政書士とかに頼まないで、自分でやっても会社作れます。余裕っす!(※法務局の人間は「専門家に頼めやボケぇ」って思ってるかもだけど 笑)

なので会社設立をお急ぎじゃない方は、いい経験になりますし、自分でやってみるといいかもです。(※電子定款を除いて)
自分で会社つくったぜ~という達成感も味わえますよw

 

 

会社ができたら、次は銀行口座を開設する

無事、法人登記の申請が完了すると、法務局で印鑑カードを発行 してもらえます。この印鑑カードを使うと、会社の謄本(履歴事項全部証明書)や印鑑証明書などを取得できますので、これらの書類を準備して法人口座を開設します。

ちなみにわたしは ネットバンクで法人用の銀行口座を開設 しました。銀行も銀行で「審査」ということで、だいたい2,3週間かかりますので、はやめに申請しておいた方が無難です。

 

なお謄本などの準備についてですが、法務局が事務所の近所にあるのであれば、登記が無事完了したのを確認して(※法務局は教えてくれないので、こっちから電話して確認する必要があります。)、法務局に印鑑カードをもらいに行けばいいですが、

遠くていちいち法務局に足を運ぶのが手間だという方は、登記申請時に切手を貼った返信用封筒や謄本代の印紙などをいっしょに渡しておけば、郵送してもらうことも可能です。

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インターネットを使ったビジネスに取り組み、かれこれ15年ほど経ちます。現在は小さな会社を経営していますが、はじめはバイトしながらのスタートでした。いまハマってるのは筋トレですw

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