法務局に登録する会社法人の印鑑を作る!!
株式会社の設立に向けて準備をしております。
今回は『印鑑作成』についてです。
会社を設立するときに必要な印鑑というと、「実印」・「銀行印」・「角印」の3本セットを購入するケースが多いのかなと思います。もしくは、さらに「ゴム印」を加えた4本セットとかですね。
わたしも当初はそんな感じでイメージしてまして、やっぱ会社実印と銀行印は分けた方がいいよなとか、角印も、いやいやゴム印まであった方が絶対便利っしょ、などと思っていたのですが、顧問になってもらっている税理士の先生に質問してみたところ、
「あ、あと、ハンコは2,500円一本で充分ですw。」(原文ママ)
とのこと(笑)。
そういわれて、少し考えてみることにしたんです。
たしかに、ホントに「銀行印」とか「社印(角印)」っているのかなって。
絶対いるのは「会社実印」だけ、「銀行印」と「角印(社印)」は、なくてもOK。
まず登記に当たって必要なのは、会社実印のみです。
とりあえずこの1本さえあれば会社は作れる。
もちろん法務局とか銀行とかからとやかくいわれることもない。
じゃあなんで法人実印とは別に、銀行印とか社印が必要とかいわれてるのか?ということなんですけど、ひとつは「セキュリティ面」を考えてのことですね。銀行にはいっぱい判をつくことがあるだろうから、実印と別にしといた方がいいよん♪ と。
でも、ひとり発起人で、ひとり取締役の、いわば超超零細企業です。
ハンコ使うのとか、わたししかいません。
・・・・って考えてみると、
銀行印とか、いらないんじゃないの?と、そんなふうにも思えてきました。
「会社実印」と「銀行印」を兼用すること自体は、全然無問題です。
使用頻度が少ないなら、認印として使う角印(社印)は、電子印鑑でも良いんじゃないかと思う。
つづいて、角印(社印)について。
これはいわば認印的なもので、法的な実行力はないけど、どこそこの会社の文書だよと、それを示すために使われることが多いと思うんですけれど。たとえば請求書だとか、確認書といった文書ですね。
これも日常的にどんだけ使うのか?って考えてみたら、ほとんど使わないし、っていうかそもそも法的な効力はないわけで、もし角印が必要になったら電子印鑑でいいんでないかと。そのように思えてきました。電子印鑑を作成できるフリーソフトもたくさんあるし、認印がいるときは、たとえば「クリックスタンパー」とかを使って、電子印鑑で印字してプリントアウトすればOKなのではないでしょうか?
わたくしはそのような結論に達しました。
いや、社員が何十人もいるような規模の会社だったら別ですけど、こちとら取締役ひとりの、ひとり社長の会社ですからね。セキュリティーも問題ないし、格好つけたり、見栄はったりすることもないのかなと。っということで、もし角印(社印)が必要なシーンが訪れたら、フリーソフトを活用して電子印鑑で対応します。
と、もろもろ考えていきますと、税理士の先生がいわれたとおり、
「一本で充分じゃねw」
という感じになってきました。
いや~先入観って恐ろしいですね。
やっぱ会社作ったら、実印・銀行印・角印の3本は普通にいるっしょ! みたいな感じで思ってましたから(笑)
わたくし、法人実印 1本で行くことにします!!
会社のハンコを注文しよう!!(素材、形状、サイズ、書体を選ぶ)
で、印鑑なんですが、安そうなのでこちらで作ることにしました。
『印鑑、はんこの激安通販店-inkans.com』
公式サイト:http://www.inkans.com/
ただ、素材には少しこだわってみたいかなと、あと太さもね。
もっともお手頃なのが、柘(つげ)、別名「アカネ」ともいわれる素材なんですけど、べつに「チタン」とかも好みじゃないので、ここはベーシックに黒の「黒水牛」にしようかと思います。で次、太さ、サイズなんですけれど、
ちょっと調べてみると、男性には太めのサイズが好まれると、そんな記述を見かけました。太さっていうのは力強さの象徴みたいなもんですかね?よく分かんないですけど、たしかに細くて貧弱よりは、太い方がいい感じもします。
で、個人用じゃなくて、法人用の実印として使う丸印です。調べた感じでは「18.0mm」もしくは「21.0mm」のどちらかがベターっぽいです。あとは好みの問題ですかね。
黒水牛の寸胴タイプ。サイズは18.0mm、文字は篆書体のハンコに決めました!!
で、もろもろ検討したのですが、
結局下記の印鑑を購入することにしました。
寸胴タイプ
素材:黒水牛(極上)
サイズ:18.0mm
文字:篆書体
ケース:高級法人用印鑑ケース(寸胴用)黒
黒水牛(極上)寸胴 会社実印18.0mm
高級法人用印鑑ケース(寸胴用)黒
商品素材:合成革
いやぁ~、結構迷っちゃいました (;^_^A
素材とか、形状とか、太さとか、書体だとか…、
なにげに選択肢がたくさんあるのでね。
モロに、
「人は選択肢が多いと、逆に選べなくなる」
っていうのを実感しましたよ(笑)
ともあれ、会社用の印鑑、発注完了です!
購入したのは、はんこの激安通販店-inkans.com。
「高級印材を使った、高品質手彫り仕上げの印鑑」ということなので、
届くのが楽しみです^-^
明日か明後日には出荷されると思うので、
ハンコが届き次第、レビューしたいと思います。
2016/12/15追記:注文した会社実印が届きました!!
先日発注していたハンコが届きました。
注文したのが13日の夕方ですから、とてもスピーディですね。
ヤマト運輸で届きました。
「印鑑保証書」なるものが入っています。
プチプチ梱包から出してみるとこんな感じ。
ケースを開けてみるとこんな感じ。
印鑑ケースから出してみましょう。
うん。たしかに高級感のあるハンコですw
ということで、高級感を感じさせるハンコ、非常にスピーディな印鑑ショップの対応に感心していたのですが、せっかくハンコが届いたことですし、やっぱり試しに判を押してみるじゃないですか。仕上がりをチェックしたくなるじゃないですか、自分が決めた会社名がどんな感じに写るかって。
で、さっそくワクワクしながら試しにハンコをついてみたのですが……
よく見てみると…
ん…?
なんか…
いっ、1文字足らねぇじゃあねえかボケーーーーっ!!!
ということで製作ミスを発見し、いましがたショップに電話したところでございます。「すんません。そっ、即行作り直して、今日中に発送しまっす!!」ということなので、おそらく明日には届きますから、まあ良しとしましょう。
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ミスはつきものでございます。
株式会社の設立に必要な費用はいくらですか?
法人口座を開設するのに準備する必要書類はコレだ!!